妊娠中毒症とは、妊娠後期に起こる症状で、高血圧、尿タンパク、むくみ(浮腫)の症状のうち1つか2つ以上の症状が見られる場合、妊娠中毒症と判断されます。
現在では産婦人科学会により「妊娠高血圧症候群」と改名され、むくみの症状は定義には入りません。
妊娠後期の妊婦の約30%にむくみの症状が見られるため、すぐに妊娠中毒症に結びつけるのは間違いだとされたのです。
妊娠中毒症になりやすい方は、妊娠前に高血圧、糖尿病、甲状腺疾患などにかかったことのある方、
家族の中にこれらの病気がある方は妊娠中毒症になりやすいです。
他にも、太り過ぎや痩せ過ぎの方、35歳以上の高年初産と15歳以下の若年出産、過去の妊娠で妊娠中毒症だった人は繰り返す傾向もあります。
妊娠中毒症の予防は、定期健診において早期発見することと、食事療法、そして安静が一番です。
ほとんどの産婦人科で、尿検査と血圧測定によるむくみの検査を実施しています。
食事療法では、低カロリーで高ビタミンのものを取り、カフェインの少ない麦茶や烏龍茶を飲むようにします。
休養と睡眠を十分に取る事も大切です。
適度な運動とストレスを溜めない日常生活を送ることで、妊娠中毒症の症状を予防することが出来ます。